2013年8月2日金曜日

みのやのセルロースファイバー その2

前回は断熱効果の説明はいかがでしたか?今回は調湿性についてご紹介します。

セルロースファイバー(以後:CF)最大の特徴である調湿性能とは・・・
CFの材料は新聞紙です。新聞紙と言えば、濡れた靴の中に入れて乾燥させるときに使用しますよね?
それは、新聞紙が高い吸放湿性能(湿気を吸ったり吐いたり呼吸をする効果)を持っているからです。
そのため、壁に充填されたCFは高い吸放湿性能を発揮します。

家にとって吸放湿性能を持っていると、どんな利点があると思いますか?

たとえば、梅雨のジメジメしたイヤな時期。これは湿気が多いため(空気中の水分量が多い)に起こる現象です。このとき、CFの高い吸湿性能で空気中の湿気を吸い込む働きをします。そのため、室内では湿気が安定した快適な住空間となります。また、冬場の乾燥した時期(空気中の水分量が少ない)には、放湿性能で空気中に湿気を吐き出します。

湿度調整実験写真→ここをクリック

この調湿効果により、結露防止が可能となります。

CFは、土壁の調湿性に断熱性がプラスされた断熱材なのです。




今回はここまでとします。次回は『防音性』についてご紹介します。

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