2015年1月5日月曜日

年始のご挨拶とヒートショック

あけましておめでとうございます。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

さて早速ですが、まだまだ寒い今の季節は『ヒートショック』に気を付けなければなりません。

例えばお風呂に入る時、脱衣所との温度差ですが、入る前の寒い脱衣所から浴室に入り、
熱いお湯に浸かると体が、体温を調整しようと人の血管は激しい収縮が起こり、血圧や脈拍が上がります。
これにより、不整脈、脳出血や脳梗塞などの「脳卒中」「心筋梗塞」といったヒートショックの症状が起こります。


例えにお風呂を例に上げましたが、ちょっと考えるだけでも日常の何気ない生活行動の中には
沢山の危険が潜んでいることがわかります。

特に温度差があればあるほど、ヒートショックが起こる危険性が増していきます。

つまり、部屋間の温度差が無ければヒートショックが起こる可能性がぐっと下がります。
各部屋の温度差をなくすには何が大切か・・・それは家の気密と断熱です。

これからは、家を建てる時に目を向ける箇所に、断熱材の項目も追加してみてはいかがでしょうか?

そして、体感見学会を開催している時に実際に足を運んでみて、断熱材の違いでどう違う(変わる)のかを見て、体感すればまた新しい家のかたちが生まれてきます。

最後にヒートショックの対策ですが、すぐに実行できる対策とすぐに実行できない対策の二つに分かれます。
設備的なことは、すぐに実行する事ができないので、すぐにでも実行できる事を始めてみましょう。

浴室関係であれば、

・脱衣所を暖房機器で暖めておく
・浴室を暖かくしておく
・半身浴にする
・急に立ち上がらない

といった事を実行するだけでも、完全とは言えませんが予防する事は出来ます。
最初の説明にもありましたが、温度差を無くして体にかかる負担を軽減させる事がヒートショックの対策になるのです。